武蔵野ステークス2019年の好走馬を偏差値や平均値などでデータ予想 [2019年]
武蔵野ステークスについて、過去のレースの人気・4コーナーでの位置取りなどを統計処理して、平均値や偏差値を算出して、表にまとめました。 好走した馬たちは、何が優れていたのかを数値化したのです。 競馬予想の参考にしていただければ、嬉しいです。
[祝]前々週の「天皇賞(秋)」は、人気、牝馬、内枠、全て的中!アルテミスSも人気予想のみしかありませんでしたが全て的中!スワンスSも人気・馬齢全て的中!
1.人気と好走の関係性
まずは、好走した馬たちの人気についてです。下表のとおり、1着馬は平均4番人気で、7番人気以内の馬が1着になる確率が高いです。なお、1着馬は、1番人気が10頭中3頭おり、8番人気までに10頭中10頭入っています。優勝するには、そこそこの人気が必要なようです。
人気の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 4番人気 | 1~7番人気 |
1~3着馬 | 5番人気 | 2~9番人気 |
全馬平均 | 8番人気 | 4~13番人気 |
※「可能性の高い範囲」は、68%確率の範囲とした。
また、人気を成績と考えると、1着馬は偏差値59で、1~3着馬でも57と、1着馬、1~3着馬は人気も優秀です。
偏差値(人気) | |
---|---|
1着馬 | 59 |
1~3着馬 | 57 |
全馬平均 | 50 |
2.馬番と好走の関係性
次に、馬番です。1着馬は全く相関性がありません。1~3着馬もほとんど相関性がありません。
馬番の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 8.4 | 4~13番 |
1~3着馬 | 7.7 | 3~12番 |
全馬平均 | 8.4 | 4~13番 |
3.4コーナーでの位置と好走の関係性
4コーナーでの位置は、1着馬はやや前に付けた方が優勢なようです。1~3着馬もやや前につけた方が優勢なようです。
番手の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 6.9 | 2~12番手 |
1~3着馬 | 6.6 | 2~11番手 |
全馬平均 | 7.8 | 3~12番手 |
4.馬体重と好走の関係性
馬体重は、1着馬は全く相関性がないようです。1~3着馬はやや重い方が優勢なようです。
体重の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 501kg | 474~527kg |
1~3着馬 | 505kg | 480~529kg |
全馬平均 | 499kg | 473~525kg |
5.馬齢と好走の関係性
馬齢による差は、1着馬は3~5歳の若い世代が優勢です。1~3着も3~6歳とやや若い世代がやや優勢です。
斤量の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 4.5歳 | 3.1~5.9歳 |
1~3着馬 | 4.6歳 | 3.4~5.8歳 |
全馬平均 | 5.2歳 | 3.7~6.6歳 |
6.斤量と好走の関係性
斤量による差は、ハンディ戦ですが、1着馬はややハンディが重い実力馬がやや優勢です。1~3着馬は全く相関がないようです。
馬齢の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 56.3kg | 55.5~57.1kg |
1~3着馬 | 56.1kg | 55.3~56.9kg |
全馬平均 | 56.1kg | 55.3~57.0kg |
7.牝馬と好走の関係性
牝馬の成績は、牡馬より成績が不振です。
平均着順 | 可能性の高い範囲 | |
牝馬 | 10.3着 | 6~15着 |
全馬平均 | 8.4着 | 4~13着 |
牝馬の成績を偏差値にすると、46で不振の成績を残しています。
偏差値 | |
---|---|
牝馬 | 46 |
全馬平均 | 50 |
8.その他
・倍率は、1着馬は平均で11倍(可能性の高い範囲は21倍以下)、1~3着馬は平均で19倍になる(可能性の高い範囲は47倍以下)
9 .まとめ
(1)1着馬の傾向
人気アリ(59)
で予想するのが良さそうです。
※カッコ内の数字は、1着馬の平均偏差値
1着馬を予想するには、「1~7番人気」の馬を総合的に重視した方が良いようです。
また、場合によっては、3~5歳馬(54)を考慮した方が良さそうです。
1週前の現時点で、仮に1~7番人気、3~5歳馬で選択とすると、エアアルマスあたりに優勝を期待、というところでしょうか。
1週前の現時点で、仮に1~7番人気、3~5歳馬で選択とすると、エアアルマスあたりに優勝を期待、というところでしょうか。
(2)1~3着馬の傾向
人気アリ(57)
で予想するのが良さそうです。
※カッコ内の数字は、1~3着馬の平均偏差値
3着までの馬の予想は、「2~9番人気」の馬を総合的に重視した方が良いようです。
また、場合によっては、3~6歳馬(54)を考慮した方が良さそうです。
※統計処理は、過去10年間の武蔵野ステークスのデータを用いています。
(参考)偏差値とは?
平均点が偏差値50となるように、成績を指標化したものです。理想的な成績分布をしている場合は、偏差値80では上位0.1%になり、偏差値70では上位2%、偏差値60で上位16%になります。そして偏差値50(平均点)では、上位50%になるのですが、成績分布が偏っていると、平均点=上位50%ではないことがあります。
※武蔵野ステークスについて
1996年に創設されており、創設時は5月に東京競馬場のダート2100mで行われていました。ダート競走体系が再構築された2000年にG1のジャパンカップダートが新設されると、ダート1600mに短縮され、開催時期も秋の東京開催に変更されました。
このブログでデータ分析していない「出走馬のデータ分析」は、下記の予想記事を参考にしたらいかがでしょうか。
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