ステイヤーズステークス2019年の好走馬を偏差値や平均値などでデータ予想 [2019年]
ステイヤーズステークスについて、過去10年間の好走馬の人気・枠番などを統計処理して表に整理しました。
過去に好走した馬たちは、何が優れていたのかを偏差値や平均値を用いて、数値化したのです。
※朝日杯フューチュリティステークス(2019年)以降は、サイトの引っ越しをしました。一部書式が違いますが、内容は同じものです。こちらのサイトです ↓↓↓
http://xn--o9j486gxd249cwh8a1r1b.club/
1.人気と好走の関係性
まずは、好走した馬たちの人気についてです。下表のとおり、過去10年間の1着馬は平均3番人気で、5番人気以内の馬が1着になる確率が高いです。
なお、1着馬は、1番人気が10頭中6頭もいるので「0番人気~」となっています。5番人気までに10頭中9頭入っています。優勝するには、かなりの人気が必要なようです。
人気の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 3番人気 | 0~5番人気 |
1~3着馬 |
4番人気
|
1~7番人気 |
全馬平均 | 8番人気 | 3~12番人気 |
※「可能性の高い範囲」は、68%確率の範囲とした。
また、人気を成績と考えると、1着馬は偏差値62で、1~3着馬でも59と、1着馬も1~3着馬も人気は優秀です。
人気での1着馬予想の信頼度はS、1~3着馬予想の信頼度はAとなります。人気で好走馬を予想することは十分可能と考えられます。
※信頼度のランク付けを上記の偏差値からS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
偏差値(人気) | |
---|---|
1着馬 | 62 |
1~3着馬 | 59 |
全馬平均 | 50 |
2.馬番と好走の関係性
次に、馬番です。1着馬は、馬番との相関がほとんどないようです。1~3着馬も馬番とほとんど相関がありません。
また、馬番での1着馬予想の信頼度はE、1~3着馬予想の信頼度はEとなります。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
馬番の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 6.7番 | 2~11番 |
1~3着馬 | 7.3番 | 3~11番 |
全馬平均 | 7.8番 | 4~12番 |
3.第4コーナーでの位置と好走の関係性
4コーナーでの位置は、1着馬は前に付けた方が優秀なようです。1~3着馬も前につけた方が優位なようです。
また、4コーナーでの位置での1着馬予想の信頼度はB、1~3着馬予想の信頼度はCとなります。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
番手の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 4.0番手 | 2~6番手 |
1~3着馬 | 4.8番手 | 2~8番手 |
全馬平均 | 7.1番手 | 3~11番手 |
4.馬体重と好走の関係性
馬体重は、1着馬は軽量がやや優位なようです。1~3着馬はほとんど相関がないようです。
また、馬体重での1着馬予想の信頼度はD、1~3着馬予想の信頼度はEとなります。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
体重の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 476kg | 454~498kg |
1~3着馬 | 480kg | 455~504kg |
全馬平均 | 485kg | 458~512kg |
5.斤量と好走の関係性
別定戦ですが、斤量による差は、1着馬は斤量と相関がないようです。1~3着馬も相関が見られません。
また、馬番での1着馬予想の信頼度はF、1~3着馬予想の信頼度はFとなります。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
斤量の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 56.3kg | 55.4~57.2kg |
1~3着馬 | 56.3kg | 55.6~57.1kg |
全馬平均 | 56.3kg | 55.5~57.0kg |
6.馬齢と好走の関係性
1着馬はやや若い世代が優位なようです。1~3着馬もやや若い世代が優位なようですが、ほとんど相関がありません。
また、馬齢での1着馬予想の信頼度はD、1~3着馬予想の信頼度はEとなります。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
馬齢の平均値 | 可能性の高い範囲 | |
---|---|---|
1着馬 | 4.5歳 | 2.3~6.7歳 |
1~3着馬 | 5.1歳 | 3.0~7.1歳 |
全馬平均 | 5.4歳 | 3.6~7.2歳 |
7.牝馬と好走の関係性
牝馬の成績は、牡馬よりも良くない成績を残しています。
平均着順 | 可能性の高い範囲 | |
牝馬 | 10.6着 | 6~16着 |
全馬平均 | 7.7着 | 3~12着 |
牝馬の成績を偏差値にすると、43で牡馬よりも悪い成績を残しています。
また、性別での1着馬予想の信頼度はCとなります(牡馬を予想する信頼度)。
※信頼度のランク付けをS,A,B,C,D,E,Fに分け、C以上では予想可能、Dは参考データと考えています。
偏差値 | |
---|---|
牝馬 | 43 |
全馬平均 | 50 |
8.その他
※単勝の倍率は、1着馬は平均で7倍(可能性の高い範囲は16倍以下)、1~3着馬は11倍になる(可能性の高い範囲は25倍以下)
※過去10年間のステイヤーズステークスで1着に入った10頭のうち9頭は、京都コースで2着以内の経験がある。(90%の確率)。
9 .まとめ
(1)1着馬の傾向
1着馬を予想するには、「1~5番人気(S)
、第4コーナー2~6番手(B)、牡馬(C)」の順番で総合的に予想した方が良いようです。
※カッコ内の文字は、1着馬予想の信頼度
また、場合によっては、2~7歳馬(D)や、454~498kg(D)、京都コースで2着以内の経験などの実績を考慮した方が良さそうです。
統計的な予想としては、5番人気以内、4コーナーで2~6番手が予想される、リッジマン、オジュウチョウサンなどが1着候補に想定されます。
敢えてさらに絞ると、454~498kg(D)、京都コースで2着以内の経験などの実績を選択して、サンシロウに優勝を期待、というところでしょうか。
(2)1~3着馬の傾向
3着までの馬の予想は、「1~7番人気(A)、第4コーナー2~8番手(C)、牡馬(C)」の順番で総合的に予想した方が良いようです。
※カッコ内の文字は、1~3着馬予想の信頼度
また、場合によっては、京都コースで2着以内の経験などの実績を考慮した方が良さそうです。
※統計処理は、過去10年間のステイヤーズステークスのデータを用いています。
※予想の信頼度の定義
予想の信頼度S~Fは、偏差値61以上でS、59以上でA、57以上でB、55以上でC、53以上でD、51以上でE、51未満でFとなるように設定しました。この記事では、C以上で予想する設定にしており、Dは参考値と設定しています。
(参考)偏差値とは?
平均点が偏差値50となるように、成績を指標化したものです。理想的な成績分布をしている場合は、偏差値80では上位0.1%になり、偏差値70では上位2%、偏差値60で上位16%になります。そして偏差値50(平均点)では、上位50%になるのですが、成績分布が偏っていると、平均点=上位50%ではないことがあります。
※ステイヤーズステークスについて
ステイヤーズステークスは、1967年に創設された伝統あるレースです。1984年にG3に格付けされ、1997年にはG2に格上げされました。距離は国内の平地競争では最長距離の3600mで行われます。
※前々週のマイルチャンピオンシップ1着馬予想は、人気予想だけですが的中!東京スポーツ杯2歳ステークスも人気・枠番・牡馬ともに的中です!
このブログでデータ分析していない「出走馬のデータ分析」は、下記の予想記事を参考にしたらいかがでしょうか。
データ理論ランキング
にほんブログ村
最強競馬ブログランキングへ
2019-11-24 22:10
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0